更新日: 2023.11.22 08:38
ミニの新型コンパクトSUV『カントリーマン』が誕生。呼びかけに答えるAIアシスト機能を搭載
11月21日、ビー・エム・ダブリュー株式会社(代表取締役社長:長谷川正敏)は、プレミアム・コンパクトSUVモデルの『MINI Countryman(ミニ・カントリーマン)』の新型モデルを、全国のMINI正規ディーラーにおいて、11月21日より予約注文の受付を開始すると発表した。また、ミニ公式webサイトにおいても予約注文の受付を開始している。納車時期は、2024年第一四半期以降を予定している。
今回登場したミニ・カントリーマンは、日本ではこれまでミニ・クロスオーバーの呼称で親しまれてきたプレミアム・コンパクトSUVの新型モデルだ。同型モデルとしては、2017年の2代目『ミニ・クロスオーバー』に続く3代目となる『ミニ・カントリーマン』は、今後他のラインアップが次世代モデルへと生まれ変わっていくなかでの第1弾モデルとして登場した。
2代目『クロスオーバー』から刷新された内外装のデザインは、その素材からクローム・パーツやレザーを使用した部分を排除し、代わりにリサイクル・ポリエステルやリサイクル・アルミニウムを利用した新素材を採用し、将来を見据えた次世代モデルであることを印象付けている。特徴的な8角形のグリルを持つフロントマスクは、ソフトなボリューム感と正確に削り取られたエッジの組み合わせが特徴的だ。
サイド部分は、ミニマルな外観でありながらも力強い存在感を放ち、特に特徴的なデザインのCピラーは車両後部のルーフラインを支えると同時に、車体全体に引き締まった印象を与えている。リヤは、縦型のブレーキランプとクリアな表面が目を引くデザインとなっており、幅広なスタイルと直立的な力強いデザインをより引き立てている。
広々とした印象を与えるインテリアは完全なデジタル化が施され、ステアリングホイールの背後のメーターパネルは廃止されすべてのコンテンツはヘッドアップディスプレイおよび円型有機ELセンターディスプレイに映し出される。
直径240mmの高品質ガラスが使用され、高感度のタッチ機能を有する円形センターディスプレイはスワイプやタッチをすることで、AR(拡張現実)機能付きナビゲーション・システムや電話、エア・コンディショナーなど各種設定などあらゆる機能を一括で操作することが可能だ。
先代モデルではセンターコンソールに位置した、パーキングブレーキ。スイッチ、ギヤセレクター・レバー、エンジン・ボタン等は、すべてセンターディスプレイ下のトグルスイッチ・エリアに集約され、前席周りの空間が広がっている。また、ダッシュボードにはリサイクル・ポリエステルを使用した新素材が採用され、編み物のような特別な製造プロセスによって汎用性が高く手入れが簡単な構造となっている。