レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

クルマ ニュース

投稿日: 2018.06.22 00:00
更新日: 2018.06.22 00:29

ロータス、サーキット走行の知見を活かした究極のロードカー『エキシージ スポーツ410』発売

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


クルマ | ロータス、サーキット走行の知見を活かした究極のロードカー『エキシージ スポーツ410』発売

 ロータスカーズ日本正規販売輸入総代理店のエルシーアイは6月22日より、ロータス・エキシージシリーズにおけるニューモデル、『ロータス・エキシージ スポーツ410』を発売する。
 
 ライトウエイトスポーツカーメーカーの老舗として知られるロータスは今回、サーキット走行を重視したエキシージCUPシリーズで得た知見を活かした究極のロードカーとして、『エキシージ スポーツ410』を世に送り出す。
 
 クーペとロードスターの2タイプが用意された新型モデルは、前述のCUPシリーズで鍛えられたシャシーを採用するが、3段階調整式ナイトロン製ダンパー、フロントとリヤに標準装備されるアイバッハ製アンチロールバーを備えることによって、クラス最高水準を誇る完成度がより高まっているという。
 
 最低乾燥重量がわずか1054kgという車体に搭載されるパワートレインは、水冷式インタークーラー一体型3.5リッターV6スーパーチャージャーエンジンに、クロスレシオの6速マニュアルトランスミッションおよびオイルクーラー、大型クラッチの組み合わせとなる。その最高出力は416PS/7000rpm、最大トルクは410Nm/2500-7000rpmだ。また動力性能は0-100km/h加速が3.4秒、最高速度は290km/h(クーペ)とアナウンスされた。

エキシージ スポーツ410はクーペとロードスターの2タイプが用意される
3.5リッタースーパーチャージ付きV6エンジンは416PS、最速290km/hをマークする
フロントクラムパネルに追加されたエアカーテン。ホイールが生むタービュランスを軽減させる働きがある
シンプルなオープンゲート式シフトレバーが目を引くコクピット

 
 ライトウエイトスポーツカーならではの卓越したハンドリング性能をより引き立たせるエアロダイナミクスでは、グリル開口部の幅が広くなったことで空力性能が向上。ハンドリングバランスと高速走行時の安定性を維持するために、CFDモデリングと風洞テストを徹底して行った結果、最大150kg(フロント60kg、リヤ90kg)のダウンフォース獲得に成功したという。

 そのなかでも標準装備のカーボン製フロントスプリッターと、フロントクラムパネルに追加されたエアカーテン、さらに大型のアルミ製リヤディフューザーといったエアロパーツがエキシージ スポーツ410のダウンフォース向上に大きく貢献している。
 
 インテリアはカーボンファイバー製スポーツシートのほか、アルカンターラ素材のステアリングホイール、素早いシフトチェンジが可能なオープンゲート式マニュアルシフトレバーがレーシーなイメージを演出する。オプションの“インテリア・カラー・パック(5色から選択)”により、トランスミッションコンソール、HVAC周り、カーボンシート・アイレットおよびパワーウィンドウ・ベゼルを鮮やかに彩ることも可能だ。

 クーペとロードスターの2タイプが選べるエキシージ スポーツ410はいずれも6速MTのみの設定で、価格は両タイプとも1398万6000円(税込)。なお、デリバリー開始は2018年11月を予定しているという。

シートはアルカンターラ/レザーの組み合わせ、またはフルレザー、タータンの3種類から選択可能
タイヤはミシュランのパイロットスポーツCup2が採用され、サイズはフロントが215/45 ZR17、リヤは285/30 ZR18となっている
カーボン製の大型スポイラーとアルミ製ディフューザーを備えるリヤエンド
エキシージ スポーツ410にはキルスイッチや消化システムといったモータースポーツ向けオプションを備わる


関連のニュース