グループ全体での電動化戦略を打ち出しているボルボは、10月16日に同ブランド初となる完全電気自動車の『XC40 Recharge(リチャージ)』を発表。まったく新しい「リチャージ・カー・ラインアップ」のコンセプトで投入される最初のモデルになるとアナウンスしている。
ボルボ・カーズとしては、2025年までに世界販売台数の50%を電気自動車が占めるよう、今後の5年間で完全電動化されたフルEVモデルを導入し、それ以外の車両ではハイブリッド・パワートレインを搭載し、すべてのモデルに電動機構を採用することを目指している。
中国市場で展開する完全電動ブランドの“ポールスター”に加え、本流のボルボ・ブランドでもその方針に従い、ベストセラーにもなっているコンパクトSUV『XC40』をベースに、ボルボ・ファミリーで初めての完全電動化を果たしたモデルとなっている。
この“再充電”を意味するモデル名の『リチャージ(Recharge)』は、完全電動式パワートレインとプラグイン・ハイブリッド・パワートレインを搭載するすべての充電可能なボルボ車を表す総称となっていくという。
そうした使命を背負って登場した『XC40 Recharge(リチャージ)』は、ボルボ初の電気自動車であると同時に、GoogleのAndroidを採用した最新のインフォテイメントを搭載する最初のボルボ車にもなっている。
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