2019年9月のIAAフランクフルト国際モーターショーでワールドプレミアとなった、ランドローバーの新型『DEFENDER（ディフェンダー）』が日本上陸を果たし、先の11月3日より“Launch Edition”の予約受注が実施されたが、用意された150台がわずか4日で完売。その好評を受け先行予約モデル第2弾の『STARTUP EDITION（スタートアップ・エディション）』が登場。11月18日より期間限定で予約受注が開始されている。
往年のモデル同様にショート版の90、ロング版の110という2種類がデビュー早々の日本導入となり、本格販売を前にこの11月にも先行予約モデルが発売されたが、予約開始日からわずか4日間で予定台数に達成し受付終了という異例の人気ぶりを見せつけた。
わずか150台の用意だった第1弾と異なり、今回導入される先行予約モデル第2弾『STARTUP EDITION』は、同じく90と110の双方が用意され、11月18日から2020年3月31日までの期間限定受注という形態を採り、カラーバリエーションや、仕様、装備・機能を選択する猶予が設けられた。
基本的な使用は第1弾モデルに準じており、ランドローバー史上もっとも頑丈なボディ構造を持つ極限環境向けに新開発されたD7xアーキテクチャーを採用。2リッター直列4気筒INGENIUMガソリン（最高出力300PS、最大トルク400Nm）を搭載し、3ドアの『90』はコイル・サスペンション、5ドアの『110』はエア・サスペンションを組み合わせも同様となっている。
初代と異なりモノコックボディに移行したものの、本格クロカンモデルの生命線でもある4輪駆動システムは、パーマネントAWD（全輪駆動）を軸にツインスピード・オートマチック・ギアボックス、センター・ディファレンシャルなど、あらゆる環境で優れたパフォーマンスを発揮するために必要な機能を装備。
21世紀の最新モデルらしい機能として、通常ボンネットで隠れていて見えない前輪のすぐ前方エリアの映像を車内中央のタッチスクリーンに表示し、フロント下180度の視覚を確保する“ClearSightグラウンドビュー”や、新型インフォテインメント・システム“Pivi Pro”を初採用し、より直観的なインターフェースに進化させているほか、無線通信でソフトウェアのアップデートができる「Software-Over-The-Air（SOTA）」により、場所や時間に依存することなく、常に最新の状態に保つことが可能となっている。
インテリアでは基本のシート素材にファブリックを採用し、上質なグレインレザーを採用したレザーシート仕様もラインアップ。とくに110のレザーシート仕様車では3列シートで最大7名の乗車が可能となるほか、イメージカラーでもあるパンゲアグリーンのボディカラーのみ、ボディを引っ掻き傷や石はね、さらには紫外線からも守る、サテンプロテクティブフィルム仕様も用意される。
価格はLaunch Edition同様にスタートプライスを抑えた戦略的なものとなり。『DEFENDER 90 STARTUP EDITION』が491万2000～680万9000円。『DEFENDER 110 STARTUP EDITION』が、596万7000〜810万1000円となっている。
Land Roverウェブサイト：http://www.landrover.co.jp
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