マットグレーを採用した限定車『アルファロメオ・ジュリエッタ・ヴェローチェ・マット』登場

　TCR規定ツーリングカーのベースモデルにもなっているアルファロメオの主力Cセグメントハッチバック『Giulietta（ジュリエッタ）』に、マットグレーのボディカラーを採用した限定車『Alfa Romeo Giulietta Veloce Matt（アルファロメオ・ジュリエッタ・ヴェローチェ・マット）』が登場。50台限定で2月29日より発売が開始される。

　2012年に日本上陸を果たして以降、熟成を重ねてきた3代目『アルファロメオ・ジュリエッタ』は、新開発プラットフォームによる高いダイナミクス性能や、直噴技術を採用したターボエンジンとデュアルクラッチ・トランスミッションの搭載など、現代的な構成要素を持つホットハッチとして支持を集めてきた。

　今回、その『アルファロメオ・ジュリエッタ』に設定された限定車の最大の特徴は、抑揚あるボディラインをクールなテイストで表現した専用ボディカラーで、艶消しの特別色マグネシウムグレー“マット”を採用し、一般的なメタリックやソリッドカラーとは一線を画す佇まいとなっている。

　またフロントグリルやリヤディフューザー、ブレンボ社製ブレーキキャリパーには、刺激的なイエローのアクセントカラーがあしらわれ、マットグレーのボディカラーと鮮やかなコントラストをなし、特別装備となる18インチダイナミックデザインアルミホイールは、モノクローム仕様のホイールセンターキャップを採用するなど足元を精悍に引き立てている。

　ベースとなるジュリエッタ・ヴェローチェは1742ccの直列4気筒ターボを搭載し、最高出力240PS、最大トルク340Nmを発生。この高出力エンジンに6速乾式ツインクラッチトランスミッション“Alfa TCT”が組み合わされ、ブランド独自の可変走行プログラム“D.N.A.システム”も搭載される。

　さらに、こちらもベースモデルに準じてスポーツサスペンションやレッドステッチ入りのスポーツレザーステアリングホイール、レザーシート（前席シートヒーター付）、メモリーナビゲーションシステムなどが備わり、高いスポーツ性と上質な室内空間が演出されている。

　前述のとおり日本導入は限定50台となり、価格は419万円となっている。