トヨタは10月8日、ハイラックスに『Z GR SPORT』を追加することを発表。車両価格は431万2000円。合わせて、ハイラックス『Z』と『X』にも一部改良が施された。
トヨタ・ハイラックスは、2017年に日本市場へ導入された国内唯一のピックアップトラック。ビジネスユースのユーザーをはじめ、個性的なスタイルを求める若者層を中心に人気を獲得している。
2020年8月にはマイナーチェンジを実施。“Tough & Recreational”のデザインコンセプトのもとに、ピックアップトラックとしてのタフさと力強さ、乗ってワクワクする楽しさを表現するシルエットに進化を遂げた。また、エンジンの改良やアイドリングストップ機能追加による燃費向上、サスペンションの変更、安全機能を充実させるなど、アップグレードを図っている。
今回追加されたトヨタ・ハイラックス『Z GR SPORT』は、専用のオーバーフェンダーを装着し、全幅1900mm(『Z』は1855mm)の迫力あるワイドボディが特徴。そのほか、専用のフロントバンパーやグリル、ブラック塗装+切削光輝を施した18インチアルミホイール、GRロゴを刺繍した専用合成皮革+スエード調スポーツシート(フロント)、スモークシルバー加飾を施した専用本革巻きステアリングホイールとパドル、専用サスペンションが奢られる。
トヨタ・ハイラックス『Z GR SPORT』のボディカラーは、スーパーホワイトII、アティチュードブラックマイカの2色を設定。車両価格は431万2000円。
合わせて発表されたトヨタ・ハイラックス『Z』の一部改良内容は、エアコンに左右独立温度コンロロール機能の追加。『X』はプリクラッシュセーフティやレーンディパーチャーアラートが標準装備されるなど、安全装備が強化されている。車両価格は『Z』が388万2000円、『X』が352万7000円。