更新日: 2023.01.23 17:22
トータル出力653PS、BMW“X”初となるプラグインハイブリッドのM専用モデル『BMW XM』登場
武骨なSUVとは一線を画す、オンロード走行性能を高めたスポーツ・アクティビティ・ビークル(SAV)のコンセプトを持つ、BMWの“X”ライン初のM専用モデルであり、同じくBMWの高性能車両“M”初のプラグインハイブリッドでもあるブランニューモデル『BMW XM(エックスエム)』が登場。あらゆる要素を標準装備したフルスペック&ワンプライス設定にて、1月18日より発売が開始されている。
ブランド内での新規モデルとして誕生するBMW XMは、サーキットでの本格的な走行を可能とするBMW M専用モデルであり、革新的な駆動システムのテクノロジー、独自の車両コンセプト、そして個性的なデザインを有した『BMW M1』以来のBMW M専用モデルとなる。
ダイナミズムを表現する威風堂々たる佇まいに加え、Mモデルらしいスポーティさを強調したというエクステリアは、すでにラグジュアリーモデルで展開される上下2分割のツイン・サーキュラー&ダブルライトとし、上部にはターンインジケーターを含むLEDデイタイム・ランニングライト、下部にはアダプティブ・マトリックス機能を採用しコーナリングライト機能も併せ持つLEDヘッドライトとしている。
そしてBMWデザインの象徴であるキドニーグリルは、ヘッドライトの間に大胆に配置され、外側のエッジに向かって細くした八角形のアウトラインでダイナミックなキャラクターを強調し、存在感と力強さを主張するデザインに進化。さらに暗闇で光を放ち存在感を増すアイコニック・グロー・キドニーグリルとしている。
一方のインテリアも、12.3インチのメーターパネルと14.9インチのコントロールディスプレイを一体化させ、運転席側に湾曲させた最新のカーブドディスプレイを採用。BMW特有のiDriveコントローラーまわりをすっきりとさせることで運転席周辺の空間を広くし、モダンな印象が与えられる。
そんなBMW XMで注目されるパワートレインは、最高出力489PS(360kW)/5400rpm、最大トルク650Nm/1600–5000rpmを発揮する高効率な4.4リッターV型8気筒ツインパワー・ターボ・ガソリンを軸に、第5世代のBMW eDriveテクノロジーを採用。電池容量29.5kWhを有し、197PS(145kW)を発揮する電気モーター搭載のプラグイン・ハイブリッドとなっている。