林テレンプは3月31日に鈴鹿サーキットで開幕する2018ピレリ・スーパー耐久シリーズに、林テレンプSHADE RACINGとして新規参戦すると発表した。参戦クラスはST-4、車両はトヨタ86となる。
クルマの内装部品や液晶バックライト、アフターパーツなどのサプライヤーとして知られる林テレンプは、2015年よりTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceに参戦。ドライバーやメカニックなど、レースの活動に関わる全スタッフが自社の従業員というチームでこれまで3シーズンを戦ってきた。
2017年も林テレンプ86Racingの名でクラブマンシリーズにエントリーし、竹内融治、林洋匡、HIRO HAYASHIらを起用したチームは活動4年目となる2018年、スーパー耐久シリーズのST-4クラスに挑むこととなった。
参戦車種はこれまでと同じ『トヨタ86』となるが、リヤにGTウイングを設けるなどST-4クラス参戦に向けて戦闘力を向上。公開されたマシンイメージでは昨シーズンの86/BRZ Race車両にも見られた“スピンドルグリル”を継続するなど、スタイリッシュな顔立ちとなっているのが確認できる。
社名の“ハヤシ”をもじったゼッケンナンバー884番を付けるマシンを駆るドライバーには、長年スーパーGT300クラスで活躍する平中克幸を新たにAドライバーに迎え、従業員ドライバーとタッグを組むラインアップとする予定だという。また、第3戦富士24時間レースでは今季、平中と同じGAINERからGT300クラスに参戦する吉田広樹がこれに加わる予定だ。