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国内レース他 ニュース

投稿日: 2021.08.09 09:05
更新日: 2021.08.09 09:18

D’station Racing、Fリージョナル第3ラウンドにスポット参戦。ドライバーは若手を募集へ

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国内レース他 | D’station Racing、Fリージョナル第3ラウンドにスポット参戦。ドライバーは若手を募集へ

 2021年はWEC世界耐久選手権、スーパー耐久シリーズに参戦し、多くの結果を残しているD’station Racingが、9月25日〜26日に富士スピードウェイで開催されるフォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ第3ラウンドにスポット参戦することになった。ドライバーは広く若手から募集するユニークな試みがとられる。

 D’station Racingはもともとフォーミュラ・リージョナル用の童夢F111/3を所有するほか、2021年からは参戦チームのメンテナンスも担当する。今回、チームが所有する童夢F111/3を使い、9月25日〜26日に富士スピードウェイで開催される第3ラウンドに参戦することになった。

 ユニークなのは、その参戦ドライバーだ。ウェブから一般公募で幅広く募り、若手にチャンスを与えるという。フォーミュラ・リージョナルに出場可能なライセンス、資格をもっていて、今回の参戦をチャンスととらえ貪欲に勝利を目指せるドライバーであれば、年齢制限や現段階で所属するメーカーやレースの経歴は問わない。

 募集は8月9日から20日まで行われ、チームが書類選考を実施。8月25日にチームから選考者3名にメールが届く。その後、8月30日〜31日に静岡県小山町のD’station Racing御殿場工場で独自開発中のレーシングシュミレーター施設『D’station Racing Sim Engineering』でのシミュレーターテスト、9月上旬に実車による走行オーディションが行われ、最終的に1名が選出される。

 実際の参戦時は、藤井誠暢マネージングディレクター、WECでも活躍し、国内レース経験も豊富な平野亮チーフエンジニアなど充実の体制となる。チーム母体のNEXUSグループはD’station Racingやオリンピック金メダリストを輩出したNEXUS FENCING CLUBなど、若手育成を目指していく。

 近年F3クラスの車両でチャンスをつかむことは資金面のハードルが高いが、今回の選出者には、レース参戦に関わるすべての費用をD’station Racingが負担。幅広く若手ドライバーにチャンスを提供するとしている。非常に魅力ある機会になりそうだ。詳細はホームページ(http://dstation-racing.jp/news/2021080901.html)まで。

D’station Racing
フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ第3ラウンド参戦概要

出場大会名:フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ富士大会
開催日時:2021年9月25日〜26日
開催地:富士スピードウェイ
エントラント:D’station Racing
ゼッケン:77
マシン:童夢F111/3
ドライバー:T.B.C(※WEB公募より選出:1名)
チームオーナー:星野敏
チーム総監督:佐々木主浩
チームマネージングディレクター:藤井誠暢
チーフエンジニア:平野亮
チーフメカニック:林徳大


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