バーレーンGPの週末、チーム代表クリスチャン・ホーナーは、シャシーに関して他とは異なるコンセプトを選んだことは間違っていないとの考えを改めて示し、今後開発によってポテンシャルを引き出せると主張した。
バーレーンでレッドブルの調子は上向き、予選でも決勝でもふたりのドライバーたちはパフォーマンスに関してポジティブな感想を述べていた。
決勝序盤にブレーキトラブルでリタイアしたフェルスタッペンは、バーレーンの気温の高さがプラスに働いたのではないかと考えている。フェルスタッペンは、より気温の高い土曜FP3ではトップタイムを記録した。
「マシンのパフォーマンスはすごくよかった。特に決勝で好調だった」とフェルスタッペン。
「(3番手を走る)ルイス(・ハミルトン)は上位勢に追いつくためにプッシュしていた。僕はそのルイスを追いかけようとしていたんだ。すごく好調だったと思う」
「路面がタイヤにかなり厳しくて、それが僕らのマシンにとてもよく合っていたんじゃないかな」
一方で、ソフトタイヤでのペースには懸念もある。ダニエル・リカルドは、レース中、セーフティカーによるリスタートの後、ウイリアムズのフェリペ・マッサに抜かれ、約10周にわたって抜き返せなかったことから、現在抱える問題点を感じたと述べた。
「メルセデスやフェラーリは、タイヤをうまく機能させることができる。僕らよりもずっと大きなダウンフォースを備えていて、タイヤの温度を上げやすいからだ」とリカルド。
「僕はフェリペに抜かれ、その後、数周は彼においていかれた。それが僕らの問題を示していると思う」
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