F1バーレーンGPでは続発するトラブルに悩まされたマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンは、今週末のロシアGPでホンダから信頼性に関するアップデートを得る予定だ。
MGU-Hの不具合は繰り返し起きており、アロンソはバーレーンGP予選でパワーユニットのトラブルに見舞われた。バンドーンも同じコンポーネントが原因と見られる問題を抱え、決勝をスタートすることすらできなかった。
バーレーンGPに次いで行われたインシーズンテストで、ホンダはトラブルの再発を防ぐための暫定的な処置を施し、テスト2日目はバンドーンが問題なくすべてのプログラムを遂行。ホンダはトラブルの解明に取り組んでおり、解決策の導入に乗り出している。
アロンソとバンドーンはロシアGPでアップデートされた新しいMGU-Hコンポーネントを使用するようだが、その仕様はまったく新しいものではないという。
つまりバンドーンは今季4基目のMGU-Hを使うことになり、その後に何らかの変更があった場合はグリッド降格ペナルティの対象となる。アロンソはこれが3基目のコンポーネントだ。ホンダF1プロジェクト総責任者の長谷川祐介氏は、トラブルの解決策について以下のように述べている。
「バーレーンは残念な週末でしたが、インシーズンテストの数日間はひどく忙しいものになりました。チームはMGU-Hの問題再発を防止するための対応策を取り入れるべく、懸命に仕事にあたりました」
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