ハースF1チームがモナコGPで成し遂げた「歴史的な」初のダブル入賞は、チーム代表ギュンター・シュタイナーによれば、ただの運によるものではなく、チームの成熟度合いが高まっているためだという。
ハースは昨年F1に新規参入して以来、初めて2人のドライバーをトップ10以内に送り込むことに成功、モナコでロマン・グロージャンが8位、そしてケビン・マグヌッセンが10位で入賞した。
これによりハースは、今シーズン6戦中4戦でポイントを獲得したことになる。
「成長したためだ」とシュタイナーは説明した。「人は進歩していく必要がある。時間とともに多くのことが良くなっていく。『ローマは一日にして成らず』ということだ」
「歴史的な1日だった。しかし人は常にさらなる向上を望むものであり、それが人生だ」
「今後もまだ不調な時もあるだろうが、我々は過去1年半の間にかなり成長した」
「成熟してきたということだ。特定のことは時間をかけて学ぶしかない。金で買うことはできない」
「ミスを犯しても、そこから学んで対応していかなければならない。しかしこの週末のチームの仕事ぶりには大変感銘を受けた」
「モナコでは、常にピットウォールの中が少々慌ただしいが、2台がポイント争いをしていても非常に統制のとれた雰囲気だった」
「これからも、さらに何度かいい結果を出せるだろうし、確実によくなっていくと思っている」
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