レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

F1 ニュース

投稿日: 2017.07.08 17:15
更新日: 2017.07.08 14:51

チーム代表不在のザウバーF1、“候補者数人”と交渉中。ドライバーたちは「待つしかない」

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


F1 | チーム代表不在のザウバーF1、“候補者数人”と交渉中。ドライバーたちは「待つしかない」

 ザウバーF1チームは、アゼルバイジャンGP直前に退任した前チーム代表のモニシャ・カルテンボーンの後任人事をいまだ発表していない。

 スイスを拠点とするザウバーには数名の代表候補者がいるとみられ、以前マノーでレーシングディレクターを務めていたデイブ・ライアン、同じくマノーでスポーティングディレクターを務めたグレアム・ロードン、昨年短期間マクラーレンでCEOのポジションに就いていたヨースト・カピート、元ルノーF1チーム代表のフレデリック・バスールの名前が挙がっている。

 現段階では、バスールが最も有力視されている。彼は2週間前、スイスのヒンウィルにあるザウバーの本拠地を訪れているのを目撃されている。

 しかし、レギュラードライバーのパスカル・ウェーレインとマーカス・エリクソンは、チームが誰を新代表に選ぶのか、またいつごろ発表が行われる見込みなのか、全く見当がつかないという。

「チーム代表がいないと、もちろんこれまでとは違った感じだ。特にモニシャがいないというのはね」とウェーレインは語った。

「何か決定事項がある時は、ベアト(・ツェンダー、チームマネージャー)かヨルグ(・ザンダー、テクニカルディレクター)が判断することになるだろう」

「新しいチーム代表が決まるまで、今週末も同じ状況だと思う」

 エリクソンも同様にチーム代表の後任については分からないが、この件に自身が関与する必要性を感じていないと語った。

「ドライバーの僕にとって重要なのは、自分の仕事に集中することだ」とエリクソンは語った。

「僕自身がどうすることもできないことにエネルギーやなにかを注いだとしても、何も得るものはない」

「自分が関わっていることに集中し改善していくために、ファクトリーでエンジニアや空力担当者たちとミーティングをしていたよ」

「早く新しい人が代表の座に就いてチームをまとめてくれるのを願っている」

 金曜記者会見に出席したチームマネージャーのベアト・ツェンダーは、新代表について聞かれ、「今はまだ数人の候補と交渉しているところなので、(発表の時期については)何とも言えない」と答えた。


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

関連のニュース