2017年F1最終戦アブダビGP終了後の28日、29日にヤス・マリーナ・サーキットで今年最後の合同テストが開催される。
火曜と水曜の2日間にわたり、全10チームが参加し、2018年のピレリタイヤをテストする。
レースドライバーに加え、若手ドライバーも参加するなか、最も注目されているのは、来年ウイリアムズでF1復帰を果たすのではないかと推測されているロバート・クビカだ。2011年にラリーのクラッシュで重傷を負って以来、F1から遠ざかっていたが、今年ルノーでF1マシンをテスト、続いてウイリアムズでも2014年マシンで2回テストを行った。フェリペ・マッサの後任として最有力候補であるといわれるクビカは、今週初めてウイリアムズの2017年型マシンを走らせる。
2018年のドライバーラインアップが決定していないのは、ウイリアムズのひとりとザウバーのふたり。そのザウバーは、来季契約するものとみられているシャルル・ルクレールと、今年のレースドライバー、マーカス・エリクソンをテストで起用する予定。
ブラジルGP後に予定していたマクラーレンとピレリのテストが、治安不安のために中止されたことを受け、今回、FIAの許可のもと、マクラーレンは2台のマシンを走らせる。レースドライバーのフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンの他に、オリバー・ターベイとランド・ノリスがステアリングを握る予定となっている。
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