ロバート・クビカは、F1マシンをドライブする上での身体的制限に関して、メディアから絶え間なく質問されることに不満を表し、F1リザーブドライバーとしての仕事に集中したいと語った。
クビカは2011年、ラリーで大事故に遭い、キャリアが前途有望と思われた時期にF1から離れなければならなかった。事故の際に負ったけがの後遺症で、右手および右手首の可動性と強度が低下したといわれている。
しかしF1復帰を諦めなかったクビカは、昨年シート争いに本格的に加わり始め、ルノーとウイリアムズで評価テストを受けた。最終的にレースシートを勝ち取ることはできなかったが、33歳のクビカはウイリアムズのリザーブ&開発ドライバーの座に就いた。
クビカは今週のプレシーズンテストの2日目午後と3日目午後の走行を担当した。2日目には、午前中にチームメイトのセルゲイ・シロトキンが出した1分21秒822より速い1分21秒495をマークした。テスト3日目は、雪と雨の悪天候となったため、コンディションチェックのため1周走るにとどまっている。
27日、今週初走行を済ませたクビカに、再び身体能力についての質問が投げかけられた。その際、クビカは、この話題は終わりにするべきときが来たときっぱりと述べた。
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