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投稿日: 2018.09.18 18:57
更新日: 2018.09.18 18:58

【ブログ】Shots!アロンソのトップドライバーとしての力を再認識/F1シンガポールGP2回目

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Blog | 【ブログ】Shots!アロンソのトップドライバーとしての力を再認識/F1シンガポールGP2回目

 街全体がきらびやかにライトアップされるナイトレース市街地のF1第15戦シンガポールGP。熱田護カメラマンがサーキットを歩き、見て、感じて撮った写真と一緒に紹介します。
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ルイス・ハミルトン選手の危なげない勝利!
そして、ナイトレースを生かした、パルクフェルメの1等賞特別の駐車場。

その駐車スペースと背面はモニターで出来ていて様々な映像が流れていて、ビックリなのが、このグランプリの画像も流れてました。
写真を撮る立場からいうと、面白い色が使えて楽しかった!

レース展開はどうだったのか?
僕はあちこち移動していたのでよくわからなかったんですけど、いまひとつ単調な感じでしたか?

パルクフェルメでのセバスチャン・ベッテル選手の寂しげな表情が印象に残ってます。

去年、ベッテル選手の幅寄せで幕を開けたんでしたっけ……
今年は1コーナーは無事だったんだけど、この直後にエステバン・オコン選手が壁ドン。
そして、セルジオ・ペレス選手があからさまに見える幅寄せ行為。

好調だったフォース・インディアが……勿体無いレースになりました。

2輪レースのMoto2で、走行しながら相手のブレーキレバーに手をかけて出禁になってしまった選手のことがニュースになってました。

ん~~~ん、確かに危険極まりない行為です、ダメです。ダメなんだけども、昔から良くあったことでもあり、今はどこでも高性能のカメラで記録しているので公になってますけど、いろんな人が批判しているのを見ていると、ごもっともな意見ですし上位のライダーも批判しています。

人間対人間、極限の状態で走行していているわけです。冷静な人もいれば、カッとなってしまう人もいます。

闘争心と危険行為をごっちゃにしてはいけないとは思いますが、絶対接触はしません、どうぞお先に……っていうレースってどうなの……面白いですか?
なんだこのやろうという気持ちが見えることはある意味必要ではないでしょうか?

じゃあ、大事故に発展してもいいのか!と言われたら、すみません……なんですけどね。
そのあたりの塩梅ってやつです。

昔のビデオでネルソン・ピケさんがクラッシュした相手を殴っている映像が、今回の会場の一コマにも使われてましたけど、なんだこのやろう!っていう闘争心があるからレースになるんですよね、ドライバー同士の駆け引き、熱い思い、とかが見たいわけで……

アイルトン・セナ選手とアラン・プロスト選手の鈴鹿。
ミハエル・シューマッハー選手とジャック・ビルヌーブ選手のヘレス。
ベッテル選手とハミルトン選手のバクー。
今回のセルジオ・ペレス選手とセルゲイ・シロトキン選手。
本人が認めるかどうかは別として、多分、みんな故意じゃなかったのかな。

当たり前ですけど、全員、運転のプロ。それも世界一運転が上手で、ず~っとレースばっかりやってきている人達。
そんな人たちでも、当ててしまうほどの精神状況で戦っているんですよね。

ある有名レーサーが言ってました。
「僕は戦争をやるつもりでレースを戦っています」

プロドライバーが来てくれたお客さんに見てもらう、超絶テクニックを駆使しギリギリの攻防を繰り広げ抜きつ抜かれつするというのが理想です。

でも、4輪最高峰のF1の世界でも実際は、ぶつかってしまった、ぶつけた、ぶつけられた。というのがよくある話。

だから、今回のペレス選手は、ダメだよってのが本筋ですし、ペナルティーも当然だと思います、けど、お!そりゃあ、腹たったんだね、なるほど……っていう見方も出来るんじゃないかというお話です。

怪我さえしなければ、全否定するのではなく、それもよしとする寛容さも必要な気がします。

話題の若者ふたり。
下位チームでF1デビューを果たして、活躍が認められて来年は勝てるチームへ。
実力だけじゃなく幸運も持ち合わせているに違いない。

ドラパレの時にお客さんに手を振るフェルナンド・アロンソ選手、サンキュー、バイバイって言ってました。

今回も本領発揮で7位入賞!
F1選手権、ミドル以下の7チーム“Bリーグ”で優勝です。

アロンソ選手のレースを戦い結果を持ち帰る能力は、ますます素晴らしいと思います。
実に、F1ドライバーと呼ぶに相応しいと思うんです。
そんなドライバーが居なくなってしまうのは、寂しいなあ……本当に。


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