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F1 ニュース

投稿日: 2018.11.07 11:22
更新日: 2018.11.07 11:24

F1 Topic:2018年で46回目を迎えるブラジルGPは史上初、ブラジル人不在のレースに

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F1 | F1 Topic:2018年で46回目を迎えるブラジルGPは史上初、ブラジル人不在のレースに

 今年のブラジルGPは、いつもと違うグランプリとなりそうだ。それは、ブラジル人ドライバーがいない初めてのブラジルGPとなるからだ。

 ブラジルGPが初めてF1の公式戦として開催されたのは1973年。初のF1世界選手権の舞台となったインテルラゴスの観客を沸かせたのは、母国のヒーローのエマーソン・フィッティパルディだった。

エマーソン・フィッティパルディ(左)とルーベンス・バリチェロ(右)

 72年にブラジル人として初のワールドチャンピオンに輝いたフィッティパルディ。73年の2月に開催されたブラジルGPはチャンピオンとしての凱旋レースだった。

 74年も連勝したフィッティパルディに続いて、75年のブラジルGPを盛り上げたのはサンパウロ出身のカルロス・パーチェだった。

 自身の初優勝を母国グランプリで達成したパーチェは、2年後の77年に飛行機事故によって短い生涯を閉じたが、その名はサーキットに刻まれ、『アウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ』として、いまもなお生き続けている。

 舞台がインテルラゴスからリオ・デ・ジャネイロに移った81年から、母国のファンを沸かせたのはリオ出身のネルソン・ピケだった。83年に2度目のワールドチャンピオンに輝いたピケは、83年と86年のブラジルGPを制して、カリオカたちを沸かせた。

 再びインテルラゴスに戻った90年以降のブラジルGPを沸かせたのは、サンパウロ出身のアイルトン・セナだ。91年の悲願の母国グランプリ初優勝は、ギヤボックスがトラブルに見舞われ、レース終盤は6速だけで走り切った伝説の勝利だった。

 2年後の93年の逆転勝利も、地元のファンにとっては忘れられないブラジルGPだった。この年のセナは戦闘力に劣るマクラーレン・フォードに乗って、ウイリアムズ・ルノーと戦っていた。

 予選でポールポジションから1.8秒遅れの3位に終わったセナだったが、レースでは突然の豪雨によって形勢が逆転。セナにとって、これが最後の母国グランプリ優勝となった。

1993年、マクラーレン・フォードを駆るアイルトン・セナ

■セナ最後の優勝から13年後、ブラジルGPを制したマッサ


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