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F1 ニュース

投稿日: 2018.11.20 11:27

パドック裏話 ブラジルGP編:25年前のセナは許されていたが……時代が変わりFIAに処分を受けたフェルスタッペン

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F1 | パドック裏話 ブラジルGP編:25年前のセナは許されていたが……時代が変わりFIAに処分を受けたフェルスタッペン

 ちょっと毒舌なF1ジャーナリストがお届けするF1の裏話。今回はF1第20戦ブラジルGP編です。

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 ブラジルGPでサンパウロを訪れると、誰もが一度は会わずにはすまされない男がいる。そして、彼はすでにこの世の人ですらない。そう、アイルトン・セナだ。

 来年はセナの事故死から25年目の節目となる年だ。だが、おそらくそれとは何の関係もなく、空港に降り立ったとほぼ同時に、彼を思い起こさせるものはブラジル中の到るところにあることに気づくだろう。

 クルマで移動するのであれば、サンパウロ市街へ向かう時には、「ホドビア・アイルトン・セナ」と名付けられた高速道路を通る可能性が高い。ただし、この道路の普段の交通状況は、とてもセナのドライビングスキルを生かせるようなものではない。実際、サンパウロは市内の移動にやたらと時間がかかることで知られる街のひとつだ。

 街中どこへ行ってもセナだらけであるにもかかわらず、彼の墓所は驚くほどシンプルだ。モランビー墓地の中ほどにある彼の墓は、ただ飾り気のない石板があるばかりで、周囲の他の人々の墓と何ら変わりはない。ただ、献花や供物の量が少し多いことによって際立っているだけだ。

 日曜の朝に私が訪れた時には、マクラーレンのキャップがひとつ捧げられていた。どうやらチームとザック・ブラウンが、レースの前に墓参りに来たようだ。

 墓所を訪れたのはマクラーレンだけではないと思う。ルイス・ハミルトンは、墓地のすぐ近くにある大きなストリートアートの前で撮ったセルフィーをSNSに投稿している。このアーティストが、セナを生前にはありえなかったほど太めの姿に描いたのは確かだが、それでもなお見事な肖像であることに変わりはない。

 レースの週末、サーキットのエントランスのすぐ外に描かれた絵も、同様に素晴らしいものだった。チーム、ドライバー、その他の関係者は専用のゲートから入場することになっており、日曜のレースに先立って、そこから最も近い街路の角に見事な出来映えのセナの肖像画が姿を現したのだ。まるでサーキットに到着する関係者のひとりひとりを、彼が出迎えているかのようだった。

 その絵が描かれた壁には、以前からある風刺画もいまだに残されている。トロフィーを抱えて逃げるバーニー・エクレストンを、ハミルトン、ニコ・ロズベルグ、ジェンソン・バトン、フェルナンド・アロンソが走って追いかけている漫画風の絵だ。ここに描かれた5人のうち、来季もF1で現役を続けるのはハミルトンただひとり。もはやバーニーは過ぎ去った時代の象徴であり、この壁画もすっかり場違いになった感を否めない。

 時代と言えば、今年のインテルラゴスでのレースの後に起きた出来事も、世間がドライバーに何を求めるのか、時代と共にずいぶん変わってきたことを感じさせるものだった。

 セナについて思い出されるのは、何よりもまず数々の伝説を残した卓越したドライビングだ。しかし、彼はかなりキレやすい人でもあり、25年前の鈴鹿ではその一面を抑えることができなかった。

■1993年日本GPではエディ・アーバインとアイルトン・セナが一触即発

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