2019年はF1でレースをしないことを表明しているフェルナンド・アロンソ。『引退』という言葉こそ使用していないが、2020年にF1に復帰する可能性は高くはない。そうなれば、このアブダビGPがアロンソのF1ラストレースとなる。
そして、もしアロンソが来年以降、インディ500を制すれば、史上2人目のトリプルクラウンドライバーとなり伝説のドライバーになるだろう。そんなアロンソの最後のF1となったアブダビGPの4日間を写真で綴ってみたい。
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▼日曜日
最後の朝――12時02分。サーキット入りするアロンソ。いよいよ、最後の一日が始まった。
最後の特製Tシャツ配布――この後に行われるチームスタッフとの記念撮影用にマクラーレンが製作した特製Tシャツ。アロンソが優勝したグランプリ名が背中にプリントされている。12時から12時半にメディアに限定配布された。
最後のガレージ入り――16時24分。ガレージ入りするアロンソをマクラーレンのスタッフが花道を作って見送る。
最後のガレージアウト――16時31分。多くのスタッフとゲスト、メディアに見送られてガレージを後にするアロンソ。
最後のグリッド――16時36分。レコノサンスラップを終えたアロンソはエンジンを切り、グリッドの後方でマシンを止める。スタッフが押して15番グリッドへ。
最後のレースエンジニアとの打ち合わせ――16時37分。コクピットを降りたアロンソはレースエンジニアとレース前の最後の確認作業。
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