F1の商業権保有者であるリバティ・メディアは、将来のいずれかの時点で中国でふたつ目のレースを開催する計画を発表した。
2020年にベトナムのハノイがF1カレンダーに追加され、F1は今後アジアでの存在感を増すことになる。しかしながら中国は、リバティが現在グランプリレースの人気を高めたいと考えている地域である。
上海は2004年から中断することなくF1を開催しているが、中国はふたつ目のレースを開催するための広大な地域と商業市場を有している。ただし、F1は開催会場がどこになるかは明らかにしていない。
「中国での第二のレースを、ぜひとも開催したいと思う」とF1のグローバル・スポンサーシップ部門責任者を務めるマレイ・バーネットはXinhuaに語った。
「すでにスケジュールが密になっていることもあり、おそらく短期的なものにはならない。だが中国でもうひとつのレースを開催する道を見つけたいと考えている」
「当地での関心をより高めるために、多くの異なる事柄を検討している。上海での3日間だけというのはもったいない話だ」
「我々は年間にわたって中国で存在感を示し、大きなファン層を築き上げるために、地元により関与する必要がある」
1 2