F1経営陣の中国に対する長期にわたる関心は、もうひとつの潜在的巨大マーケットであるアメリカで、ふたつ目のレースを開催したいとする彼らの希望と似たところがある。
マイアミでの市街地レース計画は保留状態となっている。イベント費用と地域の混乱について地元の反対があり、マイアミ市委員会は計画を“無期限の延期”としなければならなかった。
昨年末、F1のCEOを務めるチェイス・キャリーは、フロリダの“マジックシティ”での市街地レースは、いまもF1の計画に含まれていると主張した。
「確かにマイアミは素晴らしいプロジェクトであるとの確信を持っているが、そこだけに取り組んでいるわけではない」とキャリーは語った。
「交渉は続いている。市街地サーキットとなると、まとめなければならない多くの利害関係があり、時間がかかるのだ」
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