2015年F1第6戦モナコGPの土曜フリー走行は、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマークした。
一日の休息を挟んで迎えた予選日の2日目は上空に薄い曇が広がったものの、FP3開始時の気温は18度、路面温度23度というドライコンディションで60分のセッションは推移した。
このFP3では初日午後のFP2が雨に見舞われたため、スーパーソフトタイヤでの走行ができなかったことから、各チームともコースオープン直後から積極的に周回を重ねていき、ピットインを繰り返しながら予選に向けたセットアップを急いだ。
序盤はメルセデスの2台が最初からスーパーソフトを履いてトップタイムを塗り替える展開となり、さっそくリードを奪ったルイス・ハミルトンは1周のチャージラップを挟みながらアタックラップを繰り返す完全な予選モードに入り、1分16秒707までタイムを縮めていった。