2019年F1第13戦ベルギーGPは、レッドブルからトロロッソに降格されたピエール・ガスリー、木曜日はさすがに元気がなかったものの金曜に走り始めると笑顔が戻ってきたようです。今週末も現地の様子を柴田氏がお届けします。
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ん10年ぶりの熱波に襲われた今年のヨーロッパ。スパ・フランコルシャンも連日、晴天が続いてます。
宿を出る朝7時過ぎには、まだ周囲は朝もやに包まれていますが、上空はすでに雲ひとつない青空。
そして日中も晴天が続いて、気温は30℃に達しようという暑さ。でも考えてみるとここ数年のベルギーGPで、スパウェザーに見舞われたことって、ずっとなかった気がします。
夏休み明けの一番の話題は、何といってもピエール・ガスリーとアレクサンダー・アルボンの電撃スワップでした(マックス・フェルスタッペンはずっと前に知っていて、電撃でも何でもなかったそうですが)。
木曜日の定例会見には、ふたりが並んで出席。アルボンは「カート時代にはライバルで、何度も接触してたよね」と、皆を笑わせてました。当然ながらこの席には、もうひとりの当事者であるガスリー選手は招集されず。FIAも、そこまで冷酷じゃありません。
ただしチームの定例囲みはしっかりセッティングされており、そこにはジャーナリストたちが山ほど集まってきました。普段のトロロッソ囲みなんて、せいぜい3、4人しか来ないんですけどね。
ガスリー選手、さすがに表情固かったです。