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F1 ニュース

投稿日: 2016.10.04 09:36
更新日: 2016.10.04 09:41

「ハミルトンには怒る権利がある」とメルセデス。その後の行動を称賛

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F1 | 「ハミルトンには怒る権利がある」とメルセデス。その後の行動を称賛

 マレーシアGP決勝でのエンジン故障にルイス・ハミルトンが怒りを見せたことについて、メルセデス・モータースポーツのボス、トト・ウォルフは「ハミルトンには好きな事を言う権利がある」と語り、彼を弁護した。

 ハミルトンはセパンでトップを走行中、チェッカーまであと15周のところでリタイアを余儀なくされた。感情的になったハミルトンは、2016年にメルセデスのエンジンを搭載する車の8人のドライバーの中で、エンジントラブルが起きたのは自分一人だけだと主張した。

「誰か納得できる答えを僕に対して与えるべきだ。これは全く受け入れられない」と彼は決勝直後に語った。

「僕らはチャンピオンシップを獲得するために戦っているのに、僕のエンジンだけがトラブルに見舞われる。僕には納得できない」

 ドライバーがチームに対して批判的な発言をしたわけだが、ウォルフはハミルトンのリアクションは理解できると語った。

「あれほど苛立たしいことが起こった直後だ。何を発言しても、どう答えても許される」とウォルフ。

「レースをリードしていて、そのままいけばチャンピオンシップ首位に返り咲けるという時に、エンジンがブロー。その直後に顔にマイクを突きつけられたとしたら……。彼はどんな事を言っても許される」

「これは当然の感情であり、完全に理解できる。彼のような目に遭ったら、誰もがフラストレーションをいろいろな形で表すだろう」

「(ハミルトンにトラブルが集中する)説明もつかないのだ。あの後、我々は集まって腰を下ろしてこう言った。『どうしてこんな事になるんだ?』とね」

「奇怪な状況で合理的な説明がつかない。ちょっと落ち着いたら彼も理解するだろう。だが事が起こった直後には(何を言っても)仕方ない」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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