2015年F1ハンガリーGPの日曜決勝で、トロロッソのマックス・フェルスタッペンは4位、カルロス・サインツJr.はリタイアだった。
■スクーデリア・トロロッソ
マックス・フェルスタッペン 決勝=4位
4位だなんて信じられないよ! すごい結果を出したね。言葉にならない。スタートがひどかったから、こんな結果になるなんて全く予想していなかった。何とかアクシデントを回避して走り、セカンドスティントではすべてがうまくいった。快適に走れたし、後ろから追いついてくるマシンもなかった。
セーフティカーが出動し、リスタートした後、いろいろなことが起きたよ。僕の目の前でクラッシュがあったし、僕自身フロントウイングにダメージを負い、ドライブスルーペナルティも受けた。
残り数周になってエンジニアにポジションを聞いたら4位と言われた。信じられなかったよ! 今日はものすごく嬉しい。チームに感謝したい。素晴らしいサポートをしてくれているし、この結果にふさわしい仕事をしている。彼らがいなかったらこんな結果を出すことはできなかった。
カルロス・サインツJr. 決勝=リタイア
こんな風に週末が終わるなんてものすごくがっかりしている。本当に悲しいよ! 今日はリタイアしなければすごくいいポジションを獲得していたはずなんだ。5位を走っていたし、すごくいいレースをしていた。でもレース終盤にパワーがなくなり、リタイアするしかなくなった。
これで3戦連続、ポイント圏内を走りながら完走できなかった。だからがっかりしているけれど、少なくとも今日はマックスが入賞したから、チームにとってよかったと思う。
僕もポイントを獲得してチームに貢献したかったのに、信頼性のトラブルでそれができなかったのが残念だ。でも自分のパフォーマンスには自信を持っている。僕も上位を走っていたんだからね。
また今回もリタイアしなければならず、今は動揺して状況を受け入れるのが難しいが、これからサマーブレークに入るから、何が起きたのかを分析し、気持ちを切り替えて、もっと強くなって次のレースに戻って来るよ。