セバスチャン・ベッテルは、今シーズンのフェラーリのパフォーマンスが期待よりも低かったことに関し言い訳はできないと述べる一方で、チームは昨年から水準を引き上げ、トップへの浮上を着実に目指していると主張した。
フェラーリは昨年、ベッテルが3勝を収めコンストラクターズランキング2位でシーズンを終え、2016年には王者メルセデスに本格的にチャレンジできることを願っていた。
しかし今季開幕戦で勝利を争った後、レッドブルの巻き返しに伴ってフェラーリは低迷し、コンストラクターズランキングでも現在2位の座を奪われている。
ベッテルは「結果を出せていないという事実には同意する」と述べた。昨シーズンは13回表彰台に登ったものの、今シーズンは今のところ6度しか登っていない。
「それについては弁解できない。でもファクトリーではものすごい量の作業が続いている」
「僕がチームに加わってからたくさんのことが根本的に変化してきたんだ。いい方向にね」
「でも残念なことに、F1ではトラック上の結果がすぐに変わるなんてことはない」
「みんながいつもリザルトを頭の片隅に置いていて、僕らは最新の結果に左右されるんだ」
「フェアだよ。それもゲームの一部さ」
「僕らが野望と高い目標を持っているのは明らかだ。もし目指しているものに達しなければがっかりするよね」
「でも言ったように、それらを変えるために多くの努力と仕事をしている」
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