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F1 ニュース

投稿日: 2022.03.24 13:42
更新日: 2022.03.24 13:57

新世代F1マシンの初戦となったバーレーンGPでは「マイナス面がまったく見られなかった」とロス・ブラウンが高評価

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F1 | 新世代F1マシンの初戦となったバーレーンGPでは「マイナス面がまったく見られなかった」とロス・ブラウンが高評価

 F1のスポーツ担当マネージングディレクターを務めるロス・ブラウンによると、F1の新世代デザインのマシンが初レースに臨んだ先週末第1戦バーレーンGPでは、「マイナス面は何も」見あたらず、グランプリレースが以前の“ひどい”マシンから移行したことが証明されたという。

 テクニカルレギュレーションの大幅な変更は、サクヒールで始まった新時代の到来を告げた。レースでは、フィールド全体でいくつか接戦が見られた。そのなかにはレース勝者のシャルル・ルクレール(フェラーリ)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の間の壮絶なバトルもあり、F1の新レギュレーションのメリットが明らかになった。

「これはひとつのサンプルベースではあるが、マイナス面がまったく見られなかったのは素晴らしいことだ」とブラウンは日曜日のレース後にメディアに語った。

「ドライバーがデブリーフィングを行い、FIAがすべてのデータを調べ始めれば、我々がどれだけ進歩したかが分かるだろう」

「以前のマシンはひどかったが、我々は一歩を踏み出すことができた。今後はマシンのレース能力を強く考慮しなければならないことを、示したと思う」

2022年F1第1戦バーレーンGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)のバトル

 新レギュレーションを考案したF1のワーキンググループは、現在FIAとその専門技術部門の傘下で活動している。専門技術部門では、F1の現デザインコンセプトの理解と発展を継続するために、すべての関連データにアクセスすることができる。

「我々はすべてのデータと情報を理解していき、チームとドライバーからフィードバックを得ることになるだろう」とブラウンは付け加えた。

「常に言っていることだが、これはプロセスであり、ワンストップソリューションではない。我々はプロセスを続けていく必要がある」

「このマシンをデザインしたチームは今ではFIAに移籍したので、チームは正当にすべてのマシンデータにアクセスできる。すべてのマシンデータを見て、何を改善する必要があるか、どのように前進しているか検討することができる」

「このプロセスを続けていき、将来も新マシンの優先事項にレース能力を加えていければ、非常に正しい動きになると思う」

■次のページへ:「初戦にしては良い兆候だ」とドメニカリCEOも手応えを感じる


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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