2017年のF1マシンの最低重量が、当初予定されていたよりも6kgさらに引き上げられる見込みであることが分かった。
昨年はマシンの最低重量は702kgに設定されていたが、FIAが1月24日に発表した2017年F1テクニカルレギュレーションの最新版では、第4.1条に「競技会期間中、車両の重量は燃料を除いた状態で常に722kgを下回ってはならない」と記されている。今年は車体がワイドになるなど、大幅なデザインの変更がなされる。
しかし続く第4.3条には、「第4.1条及び第4.2条に明記された重量制限は、2016年と2017年のドライ天候用タイヤ各々の、総セット重量と個々の車軸セット重量のすべての差異に従って上または下へ調整される(最も近い1kgに切り上げ)」とあり、タイヤの重量増加を考慮して、重量制限が変更される可能性を記している。
今年タイヤがワイドになり、1セットの重量は公式には2016年から2017年で約6kg増加しているものとみられ、そのためにF1マシンの最低重量が722kgからさらに728kgに変更される見込みだと英AUTOSPORTは報じている。
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この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています