ハースF1チームのケビン・マグヌッセンは、2017年のF1では昨年までよりオーバーテイクがしやすくなるのではないかと予想している。新レギュレーションの影響でDRSの効果が高まると考えているのだ。
空力面で大きな変更が行われることで、今年のF1ではバトルがしづらくなるとの意見も見られる。ピレリのモータースポーツディレクター、ポール・ヘンベリーは、チームの格差が拡大し、オーバーテイクが減るかもしれないと危惧する発言を行った。
しかしマグヌッセンは、新規則の下でDRSの効果が増し、バトルが増えるかもしれないと考えている。
「リヤウイングのダウンフォースとドラッグが増す。だからDRSの効果は去年より大きくなるはずだ」とマグヌッセン。
「DRSを開くと、前のマシンとの(速度)差がこれまでより大きくなると思う。つまりいいレースができる要因があるということだ」
「ダウンフォースが増えると、(前のマシンに)ぴったりくっついて走るのが難しくなるという考え方もあるが、実際どうなるかは見てみるしかないね」
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