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F1 ニュース

投稿日: 2017.02.18 09:00
更新日: 2017.02.19 10:31

「チーム消滅は機能不全の証拠」マノー撤退を受けてミナルディが現在のF1システムを批判

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F1 | 「チーム消滅は機能不全の証拠」マノー撤退を受けてミナルディが現在のF1システムを批判

 ミナルディ・チームの創設者であるジャンカルロ・ミナルディは、F1のシステムは機能不全の状態にあり、見直す必要があることがマノーの消滅によって証明されたと語っている。

 1月下旬、マノーは新たな買い手を得るという望みを絶たれ、管財人がチームの破産を公表した。これによって200人以上ものスタッフが職を失い、2017年シーズンは20台のマシンで戦われることが決まった。

 1985年から2005年までの期間で340レースに参戦し、トロロッソの前身となったチームを創設したミナルディは、以下のように話す。

「F1からチームが消滅するときは、全体的なシステムが機能不全に陥っているときだ。現在のレギュレーションが2020年まで効力を持つことを、忘れてはならない」

 ミナルディは、2014年シーズンに1.6リッターV6エンジンを導入したことが、チームを財政難に導いた要因であると考えている。

「近年のF1はテクノロジーの道を進んでいる。つまり、F1をテクノロジーの集大成にしようとしており、パワーユニットの導入でコストは大きく跳ね上がった。パワーユニットの技術は、どちらかといえば耐久レースで見たかった。F1はスプリントレースで、ドライバー同士が接近戦をするものだ」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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