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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.05.14 06:37
更新日: 2017.05.14 07:00

FIA F2スペイン決勝1:驚異の新人ルクレールが2勝目。松下信治、表彰台まであと一歩

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海外レース他 | FIA F2スペイン決勝1:驚異の新人ルクレールが2勝目。松下信治、表彰台まであと一歩

 F2第2戦決勝レース1がスペイン、カタルーニャ・サーキットで5月13日に行われ、ポールポジションは19歳ルーキーながら開幕戦から周囲が驚く速さを見せるシャルル・ルクレール(プレマ)が獲得。2番手にルカ・ギオット(ロシアン・タイム)、3番手にニック・デ・ブリース(ラパックス)が続いた。日本の松下信治(ART)は10番手のスタートとなった。決勝レース1は37周で行われた。

 オープニングラップはルクレールが好スタートを決めターン1を制するが、2番手スタートのギオットが果敢に攻め、4コーナーで一度はトップへ躍り出るものの次の5コーナーで再び抜き返すという激闘を繰り広げる。

 その後方でもアルテム・マルケロフ(ロシアン・タイム)が3つ順位を上げ10番手、松下も8番手まで順位を上げるなど、大きな接触はなかったものの順位変動の多いオープニングラップとなった。セルジオ・カナマサス(トライデント)は2コーナーでコースアウトし、コース復帰が規定と異なっていたしたとして後ほど5秒追加ペナルティを受けることに。

 2周目に入っても各所でバトルが繰り広げられ、7コーナーでアントニオ・フォコ(プレマ)とマルケロフが接触し、フォコはフロントウィングを引きずりながらピットへ向かう。

 そんな中、レース序盤からトップを走るルクレールがファステストラップを記録しながら逃げの体制へと入る。また、中盤グループでは松下が6周目には7番手まで順位を上げながらもトップ勢を状況に。

セーフティカーの恩恵もあったが、ルクレールはポールスタートから見事トップチェッカー
セーフティカーの恩恵もあったが、ルクレールはポールスタートから見事トップチェッカー

 7周目、4番手を走行していたジョーダン・キング(MP)がピットイン、ソフトタイヤからハードタイヤへと交換すると、8周目にルクレール、松下、グスタフ・マルジャ(レーシング・エンジニアリング)らソフトタイヤ勢が続々とピットインする。ここで、ハードタイヤで走行していたアレクサンダー・アルボン(ART)がいったんトップに、オリバー・ローランド(DAMS)が2番手となる。

 9周目にカナマサスがギヤボックストラブルでコース上にストップするとバーチャルセーフティカー(VSC)が導入され、10周目にセーフティカーが導入される。この時点で、すでにピットインを済ませハードタイヤに変えたルクレール、ギオット、松下はそれぞれ12番手、13番手、15番手につける。すでにピットインを終えている組は、ピットインを伸ばしている組とのギャップが縮まり、ルクレールやギオット、松下は優位な状況に。


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