レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

海外レース他 ニュース

投稿日: 2018.09.29 17:38
更新日: 2018.09.29 20:28

インディカー:ローゼンクビストが“名門”チップ・ガナッシ加入。王者ディクソンのチームメイトに

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


海外レース他 | インディカー:ローゼンクビストが“名門”チップ・ガナッシ加入。王者ディクソンのチームメイトに

 アメリカのトップフォーミュラシリーズ、インディカー・シリーズに参戦しているチップ・ガナッシ・レーシング(CGR)は9月28日、2019年シーズンのドライバーラインアップにフェリックス・ローゼンクビストを迎えると発表した。
 
 スコット・ディクソン、ホンダとともにチャンピオンを獲得した2018年シーズンを含めインディカー・シリーズを制覇すること8回、インディ500優勝は4回を数えるCGRは、インディカーをはじめNASCAR、IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップなど、アメリカを代表するモータースポーツには欠かせぬ存在といえる名門チームだ。
 
 そんなCGRへの加入が決定したローゼンクビストは、2015年にFIAヨーロピアンF3選手権でシリーズチャンピオンを獲得すると、同年のマカオグランプリでは前年に続く2連覇を達成。2016年にはインディカーを目指す若手が集うインディ・ライツにスポット参戦して3勝をあげると同時に、DTMドイツ・ツーリングカー選手権、ブランパンGTシリーズといったGTカーレースにも出場した。
 
 また、ニック・ハイドフェルドの僚友として迎えられたFIAフォーミュラE選手権では、デビューイヤーの2016/17年に元F1ドライバーのチームメイトを上回る成績を残しシリーズ3位を記録してみせた。
 
 日本では2017年にSUNOCO TEAM LEMANSのドライバーとして全日本スーパーフォーミュラ選手権にデビュー。優勝こそなかったものの、堅実な走りでポイントを積み重ね最終的にシリーズ3位を獲得した。
 
 ル・マン24時間やデイトナ24時間といったスポーツカーレースにも参戦する器用さを武器に、今季は大嶋和也とともにWAKO’S 4CR LC500を駆りスーパーGT500クラスを戦うローゼンクビスト。現在26歳のスウェーデン人は2019年、北米最高峰フォーミュラシリーズでその類まれな才能を発揮することとなる。
 
 またチームは今回、ローゼンクヴィストの加入発表とあわせて、長年に渡って同チームのスポンサーを務めるNTTデータサービスと新たに複数年契約を締結したとアナウンス。同社はローゼンクヴィストがドライブする10号車のメインスポンサーに就任することとなった。

■ ローゼンクビスト「長年の夢が叶い、言葉にならないくらい興奮している」

フェリックス・ローゼンクビストはフォーミュラEで通算3勝をマーク。デビューイヤーにはシリーズ3位となった

関連のニュース