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投稿日: 2018.10.04 15:27
更新日: 2018.10.04 15:29

豪州SC:フォード、2019年投入予定の『マスタング・スーパーカー』ティーザー画像を公開


海外レース他 | 豪州SC:フォード、2019年投入予定の『マスタング・スーパーカー』ティーザー画像を公開

 オーストラリア伝統のツーリングカー選手権、VASCヴァージン・オーストラリア・スーパーカーに参戦するフォードは、現地法人となるフォード・オーストラリアを通じて2019年から投入予定であるシリーズ初の2ドア車両『フォード・マスタング・スーパーカー』のティーザー画像を公開した。

 この週末10月5~7日にシリーズ最大の一戦となる祭典“第13戦スーパーチープ・オート・バサースト1000”を控えるVASCは、変革を進めている車両規定の一環として従来の4ドアサルーンのみならず、5ドアハッチバックや2ドアクーペの参戦も可能とするGen2規定を2017年から導入してきた。

 その第一弾として、今季2018年からホールデンが5ドアHBの『コモドアZB』を投入。そしてフォードは現在の『ファルコンFG-X』の代替車両として、同社を代表するスポーツカーであり、伝統のビッグネーム『マスタング』の投入を発表していた。

 すでに開発作業が進んでいる2019年型『フォード・マスタング・スーパーカー』は、これまでレンダリング画像のみが公開されていたが、バサースト1000開催のレースウイークに入り、フォード・オーストラリアがSNSアカウントを通じてボンネットダクトを備えたニューマシンの一部画像を公開した。

 このティーザー画像では、コーポレートカラーであるブルーとホワイトのカモフラージュが施されたボディに、VASCにワンメイク供給するダンロップのスリックタイヤを装着した姿が確認出来る。

 この新型『フォード・マスタング・スーパーカー』は、シリーズに参戦するワークス指定チームのDJRチーム・ペンスキーと、北米に拠点を置くモータースポーツ部門、フォード・パフォーマンスが共同で開発を続けており、同じくフォードのファクトリーチームであるティックフォード・レーシング(旧プロドライブ・オーストラリア)や、フォード・オーストラリアのデザイン部門も携わっている。

 まだ確定事項ではないものの、トラックデビューの時期は12月に予定されるシリーズの公式ホモロゲーションテストより数週間先になると予想されている。

7月に公開されていた『フォード・マスタング・スーパーカー』のレンダリングイメージ
このフォードの動きに対し、GM傘下のホールデンもシボレー・ブランドの『カマロ』投入を検討している
2019年型『フォード・マスタング・スーパーカー』の開発を主導するDJRチーム・ペンスキー


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