また2019年に向けては、DJRチーム・ペンスキーの2台、ティックフォードの4台、そして23Red Racingの1台と、合計7台のマシンがデリバリーされ、グリッドに並ぶものと見られている。
フォード・オーストラリアのプロダクトコミュニケーションマネージャーを務めるダミアン・スマイは、このティーザー画像について「改めてファンに対し来季の新型モデルへの期待感を高めて欲しい」との狙いで公開したものだという。
「我々フォードとフォード・パフォーマンスは、この週末のマウント・パノラマで歴代のファルコンを展示するとともに、現役ル・マン参戦車両のLM-GTE仕様フォードGT、マスタングGT4、そして現在のファルコンFG-Xでのデモンストレーションランも計画しています」と語ったスマイ。
「それと同時に、オーストラリアやオセアニア地区だけでなく世界中のスーパーカー・ファンが、来季のマスタングについて知りたがっていることもうれしく感じています。そのため、我々は2019年仕様の新型『フォード・マスタング・スーパーカー』に関して、みなさんに少しだけ“味見”してほしいと考えました」
現時点で公式なデビューの日付はアナウンスされていないが、「もちろん、開幕戦の前にはラウンチイベントを開催する」とも明言した。
「その上で、来年3月のアデレードで最初のレースを迎えることになるでしょう。プログラムは順調に推移していますが、トラックデビューまではもうしばらく時間が掛かります。願わくば、最初からコンペティティブなマシンとして戦えるよう、DJRチーム・ペンスキーやティックフォード、そしてフォード・パフォーマンスという優秀な面々と、全力で開発に取り組んでいるところです」