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海外レース他 ニュース

投稿日: 2019.07.26 16:39
更新日: 2019.07.26 16:40

SCB第5戦:フル参戦2年目のネルソン・ピケJr.、2019年初表彰台を獲得

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海外レース他 | SCB第5戦:フル参戦2年目のネルソン・ピケJr.、2019年初表彰台を獲得

 同国出身のスタードライバーが多数参戦し、南米大陸ブラジルで最大の人気を誇るツーリングカー選手権、SCBストックカー・ブラジルの第5戦がサンタ・クルス・ド・スルで開催され、レース1はフリオ・カンポス(Prati-Donaduzzi Racing)が2019年シーズン初優勝。そしてアクシデント満載のレース2では、リカルド・マウリシオ(Eurofarma RC)が勝利を飾るとともに、フル参戦2年目のネルソン・ピケJr.(Texaco Full Time Sports)が今季初の3位表彰台を獲得した。

 ブラジル最南端に位置するリオグランデ・ド・スル州の国際トラックで開催された2019年シーズン第5戦は、7月20日(土)の予選からカンポスが好調さを見せポール・ポジションを獲得。続くレース1でも安定したラップを刻んだパープルのマシンは、ピットストップでも迅速な作業を見せトップでコース復帰すると、選手権首位で今季のル・マン24時間LM-GTE Pro覇者となったダニエル・セラ(Eurofarma RC)を1秒067秒差で抑え、27周のトップチェッカーをくぐり今季初優勝を飾って見せた。

 セラに続いてShell V-Power Racing、アッティラ・アブレウが3位表彰台に立ち、マックス・ウィルソン(RCM Motorsport)、元F1ドライバーのリカルド・ゾンタ(Shell V-Power Racing)のトップ5に。10位ルーカス・フォレスティ(Vogel Motorsports)、9位ルーベンス・バリチェロ(Full Time Sports)が21日(日)のレース2に向け、リバースグリッドのフロントロウを手にすることとなった。

 その日曜、27周の決勝レース2はスタートから波乱満載の展開となり、オープニングで7台のマシンが絡むアクシデントが発生。このマルチクラッシュでマルコス・ゴメス(KTF Sports)、ブルーノ・バプティスタ(RCM Motorsport)、ラファエル鈴木(Hot Car Competições)、マルセル・コレッタ(Cimed Racing)、アラン・コデール(Blau Motor Sports)、そしてアブレウが巻き込まれて戦列を去り、遅れてスピンを喫したセザール・ラモス(Blau Motor Sports)が、女性ドライバーのビア・フィゲレイド(Ipiranga Racing)のマシンに激しくヒット。これらの事故処理に向けセーフティカー(SC)が導入される。

■ピケJr.「クルマが不調のなか、こんな位置にまで戻ってこられたことが信じられない」

隣国アルゼンチンのSTC2000と交流戦を協議中のSCBは、2016年STC2000王者のアグスティン・カナピノがゲスト参戦した
R1はポールポジションからクリーンなホールショットを決めたフリオ・カンポスが勝利
2位に入ったル・マン24時間勝者のダニエル・セラ(左)が選手権リーダーに返り咲いた
R2のオープニングラップでは、中団のポジション争いが激化し多重クラッシュが発生


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