レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

海外レース他 ニュース

投稿日: 2016.09.29 16:41
更新日: 2016.09.29 18:12

FE:初年度から担当したウイリアムズに代わりマクラーレンがバッテリー供給へ

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


海外レース他 | FE:初年度から担当したウイリアムズに代わりマクラーレンがバッテリー供給へ

 シーズン5となる2018/19シーズンのフォーミュラEでのバッテリーサプライヤーについて、FIA世界モータースポーツ評議会(WMSC)はマクラーレンF1やマクラーレン・オートモーティブのグループ企業である『マクラーレン・アプライド・テクノロジーズ社(MAT)』が権利を勝ち取ったと発表した。契約期間は2年間だ。

 開催初年度はシャシー、ギヤボックス、モーター(MGU)、インバーターなどの主要コンポーネントをワンメイクとして、昨シーズンからはパワートレインの一部(MGU/インバーター/ギヤボックス)の独自開発が許されたフォーミュラE。 

 現在も1台につきMGUに供給できる最大エネルギー量は28kWhに制限されており、レース中盤にドライバーがマシンを乗り換える必要がある。つまり、1名のドライバーにつき2台のマシンを必要としていたのだが、これをバッテリー重量や最大セル数の拡充で“完全なシングルカー”レースへ移行させるという計画がある。

シャシーの供給権を獲得したスパークとともに公式バッテリー供給権を獲得したMAT
シャシーの供給権を獲得したスパークとともに公式バッテリー供給権を獲得したMAT

 シングルカーレースへの移行は18/19年のシーズン5からとされており、MATはマシンの乗り換えが不要となる性能を備えたバッテリーを提供する使命を担うこととなる。

 WMSCの決定では「バッテリー蓄電技術の急速かつ、継続的な進化と発展を狙って」、このMATとの2年間の契約締結を決めた、としている。

車両の全分野で「開発が解禁」となれば、バッテリー分野でもサプライヤー&マニュファクチャラーとの競争が予想される
車両の全分野で「開発が解禁」となれば、バッテリー分野でもサプライヤー&マニュファクチャラーとの競争が予想される


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

関連のニュース