今季10月開幕のシーズン3からフォーミュラE選手権にワークス参戦を開始するジャガーが、最後のプレシーズンテスト終了後の9月8日にドライバーラインアップを発表。初年度のワークスドライバーにはアダム・キャロルとミッチ・エバンスが抜擢された。
また、リザーブ&デベロップメントドライバーには、F1でリザーブドライバーも務めたことのあるホー・ピン・タンが起用されている。
2回目のプレシーズンテストで起用されたドライバーがそのままレギュラーとなった形だが、キャロルはここまでジャガー・ワークスのプライベートテストでもニューマシンI-Type 1のステアリングを握っており、この33歳の北アイルランド出身のドライバーがレギュラー起用される可能性は早くから噂されていた。
この決定に際して、キャロル自身も「夢は叶う」と喜びのコメント。
「(ジャガーブランドは)モータースポーツの世界でも、もっとも刺激的な名前のひとつだ。彼らのためにレースできるというのは本物の特権だ。それに、このシリーズに参戦している多くのドライバーの顔ぶれを見てみてほしい。競争力の高さは格別だと言えるね」