レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

海外レース他 ニュース

投稿日: 2020.10.01 12:30
更新日: 2020.10.01 12:33

ヒュンダイ、新型『エラントラ N TCR』ラウンチ。ついに4ドアサルーンの新モデルを投入へ

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


海外レース他 | ヒュンダイ、新型『エラントラ N TCR』ラウンチ。ついに4ドアサルーンの新モデルを投入へ

 ヒュンダイ・モータースポーツは、TCR規定ツーリングカーの成功作となったi30 N TCRと、北米を中心に展開するヴェロスターN TCRに続く第3のモデル『ヒュンダイ・エラントラ N TCR』を北京モーターショーで初公開。6月のシェイクダウン以降すでに5000km以上のテストマイレージを走破し、2020年末にはカスタマーに向けてデリバリーを開始するとアナウンスした。

 現在開催中の北京モーターショー2020で、ベースモデルとなる新型エラントラと同時公開された新TCR規定ツーリングカーは、これまでのハッチバックモデルと異なり4ドアのセダンボディを採用することとなった。

「ここまで3カ月に及ぶテスト期間と開発作業を経て、ついにこの新型エラントラ N TCRをお披露目することができてうれしく思う」と語るのは、先のWTCR世界ツーリングカー・カップ第2戦ニュルブルクリンクで“参戦回避”の判断を下し、物議を醸したヒュンダイ・モータースポーツのアンドレア・アダモ代表。

「中国のモーターショーでワールドプレミアを実施するのは、世界中のレースシリーズでヒュンダイ・モータースポーツが示してきたプレゼンスを周知するとともに、今後のより強力なグローバル・プランをアピールする場ともなる」と続けるアダモ代表。

「すべて白紙状態から設計開発に取り組んだこのエラントラ N TCRは、カスタマーレーシング部門の設計者とエンジニアが協力し、クルマの総合的な戦闘力をさらに向上させる機会をうまく活用することができたと思う。もちろん、これまで培ったi30 N TCRとヴェロスターN TCRの知識と経験も役立っている」

6月のシェイクダウン以降すでに5000km以上のテストマイレージを走破した新型『ヒュンダイ・エラントラ N TCR』
6月のシェイクダウン以降すでに5000km以上のテストマイレージを走破した新型『ヒュンダイ・エラントラ N TCR』
ベースモデルとなる新型エラントラと同時公開された新TCR規定ツーリングカー。そのラウンチの場には中国が選ばれた
ベースモデルとなる新型エラントラと同時公開された新TCR規定ツーリングカー。そのラウンチの場には中国が選ばれた

■次のページへ:開発ドライバーのタルキーニ「新型モデルといえど、開発は最初から順調そのもの」


関連のニュース