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海外レース他 ニュース

投稿日: 2023.02.16 07:15
更新日: 2023.02.15 17:32

新カラー続々のGen3初年度フォーマット発表。全12戦28レースで“耐久カップ”も2戦開催に/RSC

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海外レース他 | 新カラー続々のGen3初年度フォーマット発表。全12戦28レースで“耐久カップ”も2戦開催に/RSC

 新たに“Gen3”と呼ばれる車両規定を導入し、新時代を迎えるRSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップが、その初年度となるレースフォーマットを発表。全12戦にまたがる28レースの開催が確定し、名物のコドライバー登録を含む“耐久カップ”戦が、2018年以来初めての複数開催となる2戦を設定する。

 コロナ禍により伝統的なスーパースプリントの見直しなど、レースフォーマットにも少なからず影響を受けてきたRSCは、この2023年に向け各開催地の特性に合わせた微調整を実施。開幕の『ニューカッスル500』は250kmレースの2ヒートとし、シモンズプレイン、リードパーク市街地、サーファーズ・パラダイス、そしてアデレードではすべて、同じレース距離の2ヒートが実施される。

 そしてワネルー、ヒドゥン・バレー、ザ・ベンドの3戦は100km×3レースのスーパースプリント戦が予定され、F1オーストラリアGP併催の第2戦アルバートパーク『メルボルン・スーパースプリント』では、会期中の全日程で勝負を繰り広げる4ヒートのタイムスケジュールが組まれる。

 その新シーズンに向け、ホールデン改めGMシボレー陣営は『シボレー・カマロZL1スーパーカー』を、フォード陣営は世界に先駆け第7世代最初のレーシングモデルとなった『フォード・マスタング・スーパーカー』を投入するが、シリーズの公式テストである2月22日のシドニー・モータースポーツパークを控えて、各陣営が精力的にプライベートテストのプログラムを実施中。その動きに併せて、最新Gen3モデルの本戦仕様カラーリングが続々と公開されている。

 GMシボレー陣営のホモロゲーション登録担当チームを務めるトリプルエイト・レースエンジニアリングことレッドブル・アンポル・レーシングに続き、スコット・パイとマーク・ウインターボトムの2023年仕様車を披露したチーム18は、日本のトラック・ブランドである“HINO(日野自動車)”をフィーチャーしたパイの20号車と、地元工具メーカー“デウォルト”の支援を受けるウインターボトムの18号車で新規定初シーズンに挑む。

「このデウォルト・カマロは本当にタフに見えるね」と、笑顔を見せた2015年王者のウインターボトム。

「デウォルトは非常に有名なブランドであり、おなじみのロゴでもあるから、僕らのクルマでそれを見るのはとてもクールだ。究極的には見栄えの良いトロフィーを獲得できるクルマが欲しいし、その意味でも今季は絶好のリセット機会になるはずさ」

名物のコドライバー登録を含む“耐久カップ”戦が、2018年以来初めての複数開催となる2戦が設定されている
名物のコドライバー登録を含む“耐久カップ”戦が、2018年以来初めての複数開催となる2戦が設定されている
スコット・パイとマーク・ウインターボトム(上)の2023年仕様車を披露したチーム18
スコット・パイとマーク・ウインターボトム(上)の2023年仕様車を披露したチーム18
同じくGMシボレー陣営のブラッド・ジョーンズ・レーシング(BJR)も全4台のカラーリングを公開
同じくGMシボレー陣営のブラッド・ジョーンズ・レーシング(BJR)も全4台のカラーリングを公開
「R&Jバッテリーのカラーリングは本当にカマロに合っているし、このクルマはちょっとした野獣になるだろうね」とアンドレ・ハイムガートナー
「R&Jバッテリーのカラーリングは本当にカマロに合っているし、このクルマはちょっとした野獣になるだろうね」とアンドレ・ハイムガートナー

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