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F1ニュース

投稿日: 2015.06.30 00:00
更新日: 2018.02.17 08:59

「18インチではインパクトに欠ける」とピレリ。 より大きなF1タイヤ求める


 ピレリのモータースポーツディレクター、ポール・ヘンベリーが、F1のタイヤサイズを変更するのであれば現在提案されている18インチよりさらに大きなサイズを採用すべきであるとの意見を示した。

 ピレリの現在のF1契約は2016年末までとなっているため、FIAは2017年以降のF1公式タイヤサプライヤーを募集、ピレリとミシュランが参戦の意思を表明している。

 ミシュランはタイヤサイズを現在の13インチから18インチに変更するという前提で入札を行ったといわれている。ピレリもすでに18インチタイヤのテストは行っているものの、本当ならもっと大きなサイズに変更すべきだと考えているという。

「18インチに変更したいという考えは外部要因から来ている。チームは一貫して13インチのままでいきたいという意向を示しているのだ」とヘンベリー。

「だが、18インチというサイズは全く適していないと言うこともできる。標準的な車につけているサイズだ」
「実際、何か劇的なことがしたいなら、20か21インチ、少なくとも19インチにはすべきだろう。今の高級ロードカーも装着している」

「やるなら大きく変えたいと思う。今のサーキットレーシングのほとんどですでに18インチのタイヤを使用している。つまり18インチはさほどユニークではないということだ」
「13インチにとどまる方が注目が集まるという意見もある。18、19、13インチ、いずれにしても技術面で要求されるものは同じであり、ほとんど違いはない」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています