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F1ニュース

投稿日: 2015.09.03 00:00
更新日: 2018.02.17 10:04

「3カ月の空白は長すぎる」F1スケジュールに懸念


 レッドブル・レーシングのチームプリンシパル、クリスチャン・ホーナーは、丸3カ月F1の公式走行がない、来季スケジュールに反対していたことを明かした。

 7月に発表された2016年のF1暫定カレンダーでは、開幕戦が例年より遅い4月3日に開催、最終戦の11月27日までの間に史上最多の21戦が配置されている。レース数が増え、期間が短縮になったことで2週連続開催が7回に増え、サマーブレイクも短くなっている。

 一方、テスト日数が大幅に減ることも決まっている。今年はシーズン前には4日間のテストが3回、シーズン中には2日間のテストが2回行われた。しかし来年のプレシーズンテストは4日間のテスト2回に減らされ、シーズン中テストは廃止される。
 今年のプレシーズンテストは2月1日にスタートしたが、来年は3月1日に最初の合同テストが行われる予定だ。つまり、今シーズンが終了してから来年の公式走行が行われるまで、丸3カ月ものインターバルができてしまう。

 こういったスケジュールにすでにチーム側は合意しているが、全会一致の合意ではなかったことが明らかになった。ホーナーは、レッドブルは反対票を投じていたと述べている。

「私は、2月に少なくともテストか何かを行って、走行した方がいいと考えている」とホーナーがSky Sportsに語った。
「かなり長い期間、F1のニュースがなくなってしまうからだ。だが残念ながら投票の結果、我々の意見は通らなかった」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています