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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2010.04.16 00:00
更新日: 2018.02.15 19:26

アプト、ニュル24時間のドライバーラインアップを発表


 DTMでアウディワークスチームとして有名なアプト・スポーツラインが、アウディR8 LMS GT3で参戦するニュルブルクリンク24時間レースのドライバーラインアップを発表した。DTMドライバーがズラリと揃い、豪華なラインアップとなっている。

 2台体制で参戦する内の100号車には、DTMアウディワークスドライバーを中心に04年と07年のチャンピオンであるマティアス・エクストローム、08年と09年のチャンピオンであるティモ・シャイダー、元全日本F3チャンピオンであるオリバー・ジャービス、ル・マン24時間レースで3度の総合優勝を誇るマルコ・ベルナーという組み合わせ。

 そして2号車には、元ポルシェワークスドライバーでALMSやFIA GT等で活躍したルーカス・ルーア、08年度のFIA GT3でR8 LMS GT3を駆りチャンピオンを獲得したクリストファー・ミース、元F1テストドライバーで、ポルシェ・スーパーカップやLMS、FIA GTで活躍するエマニュエル・コラール、そしてクリスティアン・アプトが乗り込む。

「ニュルブルクリンクのノルドシュライフェでのレースは、どのレーシングドライバー、どのモータースポーツファンにとっても非常に魅力的なものだ。この“グリーン・ヘル”を完全に攻略することは不可能だと言われているが、チームと8人のトップドライバーらと熱き戦いに挑み、そして成功をもたらすべく豊富な経験を元に全力を尽くすつもりだ」とチーム監督のハンス-ユルゲン・アプト監督は語っている。

 4年連続の総合優勝を誇るマンタイ・レーシングの他に、ハイブリッドポルシェで挑むマンタイ・レーシング、さらにLMSやALMSで活躍するM3 GT2がシュニッツァーBMWワークスチームから参戦するなど、今年は昨年にも増してヨーロッパや世界で活躍するトップドライバーの競演になり、熱狂的なレースが予想されるニュルブルクリンク24時間レース。開催まであと1ヶ月となり、各チーム共にテストやセットアップに余念がない。