アルグエルスアリ残留、2010年もトロロッソから参戦

　2009年にトロロッソからF1デビューを果たしたハイミ・アルグエルスアリが今シーズンも同チームから参戦することになった。

　アルグエルスアリは昨年7月にセバスチャン・ブルデーの後任としてトロロッソに加入。当時19歳だったスペイン人ドライバーは、F1の最年少デビュー記録を更新した。ハンガリーGP以降の8戦に出場したアルグエルスアリはブラジルGPで自己最高位となる14位を獲得している。

「シーズン途中のハンガリーGPで事前テストもなしにF1デビューしたことを考えれば、彼は良い仕事をした。彼はまだ19歳であるにもかかわらず、シーズン後半を通して成熟した取り組みを見せ着実に進歩を遂げた」とチームのボス、フランツ・トストは語っている。
「今シーズン前半も彼には初めてのサーキットになるので、学習することを再び強いられるだろう。ハイミを起用したことは、レッドブル・ヤングドライバー・プログラムの卒業生を育てるというチームの方針を示している」

　トロロッソはすでにセバスチャン・ブエミの起用を発表しており、これで2010年のドライバーラインナップが確定したことになる。