カンポス・メタが2010年F1に参戦できなかった場合、スクーデリア・トロロッソがブルーノ・セナを起用するのではとのウワサを、レッドブルのモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコがきっぱり否定、チームはハイミ・アルグエルスアリを残留させるつもりであると明言した。
セナはすでにカンポスと契約し、今季F1デビューを果たす予定となっているが、カンポスは財政的な問題から参戦を取りやめるのではとのウワサがささやかれている。そして実際にカンポスが出場できなかった場合、シートを失ったセナをトロロッソが獲得するのではないかとの推測も浮上している。トロロッソは現在のところ、セバスチャン・ブエミの残留しか発表していない。
しかし422race.comに対してマルコは、一連のウワサを否定、アルグエルスアリとの交渉は最終段階にあると認めた。
「(セナのウワサは)本当ではない。そんな話は聞いたことがない。(もうひとりのドライバーは)アルグエルスアリになるだろう。現在は契約条件の細かい部分を話し合っている段階だが、アルグエルスアリになるのはほぼ確かだ」
「正式発表がいつになるのか、私は知らないが、(トロロッソのチームボスのフランツ・)トストは正確に把握しているはずだ」