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国内レース他ニュース

投稿日: 2013.06.23 00:00
更新日: 2018.02.16 16:49

インタープロト開幕。プロクラスの初勝者は平川


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 関谷正徳PETRONAS TOM'S監督が3年の歳月をかけて生み出したワンメイクレース、インタープロトシリーズの開幕戦が23日、富士スピードウェイで開催され、抜きつ抜かれつのサバイバルレースと、プロドライバーの高いドライビングスキルで観客を盛り上げた。

 オリジナルのワンメイクスポーツカー『Kuruma』を使用し、プロドライバーとジェントルマンドライバーが組む形で行われるインタープロトシリーズ。土曜日にはジェントルマンクラスとプロフェッショナルクラス各々の予選と、ジェントルマンクラスの決勝レース1が行われた。

 ジェントルマンクラスでは、#3 INGING MOTORSPORTの卜部治久がポールポジションを獲得。1分52秒708は、当然ながらこのクラスのレコードタイムとなった。プロフェッショナルクラスでは、参戦選手の中で最年少となる#4 RSSの平川亮が、ジェントルマンクラスのタイムに約6秒の差をつけて、プロドライバーのレベルの高さをみせた。

 13時20分にスタートが切られたジェントルマンクラスの決勝レース1は、序盤から6台が激しいバトルをみせる。ポールシッターの卜部は、オープニングラップの1コーナーは守り切ったものの、ダンロップコーナーで#36 MYZ 三浦勝に逆転を許してしまう。その背後には、予選5番手から順位を上げてきた#19 YUSHIN TEAM A・Q・M F+の伊藤良男がファステストラップを刻む勢いで迫ってきていた。