更新日: 2018.02.23 14:02
インディカー開幕戦、琢磨はフロントロー獲得
セント・ピーターズバーグで開催されているIZODインディカー・シリーズの開幕戦。23日に行われた予選で、ウィル・パワー(ペンスキー)が4年連続となるポールポジションを獲得した。このレースでインディカー50戦目を迎える佐藤琢磨(AJフォイト)は、2番手を獲得し、2011年のエドモントン戦以来となるフロントローからレースに挑む。
Hondaグランプリ・オブ・セント・ピーターズバーグの予選はフロリダらしい快晴の下で行われ、パワーがポールポジションを獲得した。3段階の予選すべてでトップタイムをマークする堂々たる戦いぶりをパワーは見せ、セント・ピーターズバーグでの4年連続のポール獲得を達成した。
琢磨はAJフォイト・レーシングへと移籍して初めて戦うレースながら、予選直前のプラクティス3でトップタイムをマークする順調な仕上がりを見せ、ソフトタイヤ使用の予選でも変わらぬパフォーマンスを発揮。2番手という好結果を手に入れた。
女性ドライバーのシモーナ・デ・シルベストロ(KVレーシング)は、予選前に行われた3回のプラクティスすべてでトップ10入りする安定した速さを見せていたが、予選でも自己ベストなる3番手に食い込んでみせた。
パワーは、「もっと接戦になると思った。ニュータイヤではそうなっていたが、ユーズドタイヤでの戦いだったファイナルステージでは、僕たちの施したセッティング変更が非常に良かったようだ。シモーナ・デ・シルベストロら、新鮮な顔触れが今回のファスト6には見られた。シリーズにとってとても良いことだ。彼女が速いのは以前から僕たちの知るところだったが、今回その実力が結果に繋がった」
「佐藤が速いことも誰もが知っている。今日の彼のパフォーマンスは多くの人々が期待していた通りでは?」と語る。