IZODインディカー・シリーズは、レース中のオーバーテイクを促進するために使用されている『プッシュ・トゥ・パス』ボタンを2013年のルール仕様に変更した。これまでボタンを押された後、5秒後にシステムが起動する仕組みだったものが、2013年用はボタンを押すと瞬時にシステムが起動するようになる。
このプッシュ・トゥ・パスシステムは、ドライバーがボタンを押すとエクストラのターボブーストを得られることができ、前走車に対して追い抜きを容易にするというもの。昨シーズンはトロント戦から使用されている。
今までは起動までに5秒のディレイがあったが、新しいルールでは、即座にシステムが起動し、その起動時間の長さはロードやストリートかで変更される。
開幕戦となるセント・ピーターズバーグでは、デトロイトやソノマ、ボルチモア、ヒューストンと同じく10回で150秒のブーストをトータルで使うことができる。
バーバーやロングビーチ、サンパウロ、トロント、ミドオハイオでは、さらに20秒追加される予定だ。
インディカーの副技術主任のウィル・フィリップスは、各トラックのレイアウトを反映して変更したと語る。
「ボタンを押す長さで、最も長いストレイトもカバーすることができる。レース中は10回しか使うチャンスがないので気を付けなければならない。ボタンを押してしまったら、取り消すことはできないよ」
「オーバーテイクの機会に使うか、ディフェンスのために使用するのか選ぶのは困難だろうね」とコメントしている。
