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投稿日: 2014.06.29 00:00
更新日: 2018.02.23 15:34

インディ第9戦:ルーキーのヒュータスが初優勝


 ヒューストンで開催されているベライゾン・インディカー・シリーズ第9戦。決勝直前に雨が降る波乱のレースを、ルーキーのカルロス・ヒュータス(デイル・コイン)が制し、インディカー初優勝を飾った。2位にファン・パブロ・モントーヤ(ペンスキー)、3位にカルロス・ムニョス(アンドレッティ・オートスポート)が入り、コロンビア人ドライバーが表彰台を独占。佐藤琢磨(AJフォイト)は、序盤の濡れた路面で速さを見せトップに立つも、クラッシュを喫しリタイアに終わった。

 コロンビア出身の23歳、カルロス・ヒュータス。今年の開幕戦セント・ピーターズバーグでインディカーデビューをしたばかりの彼は、9戦目にして初勝利を手に入れた。

 19番手スタートだったヒュータスは、グリッドでエンジンストールしたグラハム・レイホール(RLLR)しか後ろにいない22番手まで後退。ウエットコンディションの序盤はおおいに苦しんでいた。しかし、路面は着々と乾いていき、ヒュータスのペースも徐々に上がっていった。

 佐藤琢磨が周回遅れのミカイル・アレシン(シュミット・ピーターソン)の強引なアタックによって32周にしてリタイアさせられ、俊足ルーキーのルカ・フィリッピ(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は少ないチャンスを活かそうと気合いが入り過ぎて37周目のリスタートでクラッシュを演じた。

 昨年ここで優勝しているスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)でさえもがドライビングミスにより単独クラッシュし、ポールシッターだったサイモン・ペジナウ(シュミット・ハミルトン)、ディクソンのチームメイトのチャーリー・キンボール(チップ・ガナッシ)のふたりが不運にも巻き添えを食った。

 マイク・コンウェイ(エド・カーペンター・レーシング)も予選17位から10番手までポジションアップする走りを見せたいたがタイヤバリアに突っ込み、ポイントリーダーのウィル・パワー(チーム・ペンスキー)はペースが上げられず、スピンして周回遅れに陥った。


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