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F1ニュース

投稿日: 2012.09.18 00:00
更新日: 2018.02.16 11:25

ウイリアムズ、故セナを例に挙げマルドナドを弁護


 ウイリアムズのエグゼクティブディレクター、トト・ウォルフは、パストール・マルドナドはミスから学び、必ずや成長すると語った。

 しばしば素晴らしい速さを見せるマルドナドは、スペインGPではポール・トゥ・フィニッシュを飾った。しかしマルドナドにはアクシデントが多く、ここまでの13戦中、スペインGPと8位を獲得した中国GPの2回しか入賞していない。

「彼は素晴らしい才能を持っている。彼はとてつもなく速い。人間的にも素晴らしい。それは重要なことだ。その環境の中で活動できる社会的能力というものが必要だからね」とウォルフがF1公式サイトのインタビューにおいてコメントしている。
「新しい世代のドライバーたちは皆、そうでなければならない」
「確かに彼はレース中に時々失敗する。モナコでは愚かな、大きな事故が起こり、それがなだれのように彼のパフォーマンスに影響している。だが、彼は異なるアプローチをとらなければならないことは分かっていると思う。ここはGP2ではないのだ。だが彼は頭のいい男だ。経験から学ぶだろう。自分が難しい状況にいることは理解している。彼なら克服できる。私はそれを100パーセント確信している」

 ウォルフは、若いころのアイルトン・セナを例に挙げ、マルドナドも成長し、素晴らしいドライバーになると示唆した。
「アイルトン・セナの若いころのことを覚えているだろう? 当時はグリッドペナルティはあまりなかったけれど、もしあったら彼は何度も10グリッド降格させられていただろう(笑)」