ここ数戦、ウイリアムズは上位入賞を果たせていないが、マシンの速さは順調に向上していると、テストドライバーのバルテッリ・ボッタスが語った。
スペインGPでウイリアムズのパストール・マルドナドが優勝を獲得したが、彼はその後、速さを発揮しながらも一度も入賞していない。ブルーノ・セナは今季6回ポイントを獲得しているものの、6位が最高位となっている。そのためウイリアムズはコンストラクターズランキングで7位に沈んでいる。
だがボッタスは、マシンは順調によくなっていると語った。
「僕らは確実に前進しており、今年初めに比べるとマシンへの理解度が大幅に深まっている」とボッタス。
「常に正しい方向に進んでいる。もちろん他のチームも改善を果たしているけれど、僕らがいい仕事をし、全員がプッシュし続ければ、大量のポイントを取れるはずだ」
ボッタスは、チームがスペインでの優勝以来、目立った結果を残せずにいるのは、速さが不足しているからではなく、運に恵まれなかったからだと述べた。
「ここ数戦のリザルトは、とても不運だったからだと考えている。本来ならもっとたくさんのポイントを取れたはずだったが、たくさんの不運に見舞われた。このマシンには、結果が示す以上の速さがある」
ボッタスは多くのグランプリの金曜フリープラクティス1回目でセナのマシンをドライブしている。